弊社の技術の集約したキャリアドライヤー

概要

キャリアドライヤーに関して①

現状で当社の持てる経験値と技術の全てを投入し製作した
オリジナルの自動乾燥装置がキャリアドライヤーです。
前工程からCV投入された薄型ワークを乾燥から排出迄の工程を自動で行います。

温度域 MAX 180℃ 搬送タクト30秒(最速で25秒)

ワークサイズ 500㎜×600㎜程度(サイズは仕様による) 厚み3㎜~0.1㎜ 
(ワークにより最適な保持方式を選択します) 

キャリアと呼ばれるアルミ製冶具で縦方向に保持しコンパクトに乾燥と自動搬送を行います。
項目が多い為、数回に分けて説明を行います。
この記事を随時更新する形にします。

参考図面 キャリアドライヤー

ローダー → 炉体(ステップキュアタイプ)→ 冷却 → アンローダー
で、構成されています。

注※ステップキュアとは同一の炉内をZONE毎に違う温度制御を行う事です。
例 1ゾーン 80℃ → 2ゾーン 90℃ → 3ゾーン 100℃ 等

投入部

① 前工程から供給されたワークをCVでロボアームのハンドユニットが保持
            ↓
  キャリア上に移載し、続けてキャリアを保持
            ↓
  転搬送するスロットにワークを保持したキャリアを搭載
            ↓
        炉内 乾燥工程へ移行

炉内へのキャリア(冶具)投入画像

ハンドユニットによるワークと冶具保持

ロボットアーム先端に搭載されたハンドユニットは
ワークと冶具の保持を担っています。

ピンシリンダーによりワークを保持します。
薄く波打つようなワークは保持後に
テンショナ―でピンと張る事も可能です。

ハンドユニットから4本出ているガイドバーで
冶具をフックし炉内回転スロットまで保持します。

炉内投入イメージ

キャリアを保持後に炉内スロットに供給します。

投入部 正面