幣社のこれまで蓄積してきた経験と技術を集積した新機軸の乾燥炉になります。投入したワークを専用冶具に固定し、乾燥炉内を移動し、排出側にて冶具から外され自動で排出されます。

セット後に専用冶具ごと炉内を移動し、一定時間の乾燥を経てアンローダー側でワークを自動排出します。（専用冶具はワーク排出後に炉体下部レールをローダーユニットに戻ります）

仕様により、炉内温度に段差を付ける事も可能です（詳しくはお問い合わせ下さい）

Cvにて自動投入 → ロボットアームにてワークチャック→搬送チェーン上に冶具固定
（通常仕様はロボットは使用しません）

（画像は製作段階に撮影した為、お見苦しい箇所がありますがご容赦下さい）

炉内チェーンに配置された穴空き冶具に、ワーク保持用キャリアプレートを差し込み固定 → 搬送していきます。
（投入された冶具は、アンロードユニットから炉体下部を逆走しロード部に戻るサイクル搬送です）

冶具搬送には粉塵対策済みのチェーンを使用しておりますので、金属同士の摩擦のよる発塵もありません。

ローダー → 炉体 → アンローダー → 冶具リバース機構　にて冶具をローダーまで戻します。（常時ローテーションします）炉内は熱風循環方式　HEPAフィルターを使用しクリーン乾燥を実現しています。

炉内の段階的な温度制御も可能です。（詳しくはお問い合わせ下さい）

搬送チェーン上から冶具取出 → ワーク取り外し → 冶具リバース → ワーク排出
（全て自動で行います）

（画像は製作段階に撮影した為、お見苦しい箇所がありますがご容赦下さい）

本装置に使用する専用冶具のキャリアプレートです。キャリアプレート上に配置されたクランプユニットを、装置側アクチュエータで開閉しワークを固定します。専用冶具ごと炉内の熱気雰囲気の中に通し熱風乾燥を行います。

また、ローダーから炉体内を通過しアンローダーまで到達すると、本体下部リバースシステムによりローダーまで自動で戻ります。（ローテーション）

本装置で使用するキャリアプレート（専用治具）です。
（装置内でローテーションします）

挿入用軸　チェーン側の固定穴に差し込まれます。

この仕様の治具は、治具全体にアルミ板を貼る事によりワーク有無に関わらず炉内環境の安定化が可能です。

キャリアプレート上に配置したクランプユニットです。
装置側アクチュエータによって開閉しワークをクランプします。

特許情報

日本国　特許　第5138108号

（中国・韓国でも特許取得済です）

• PCB自動大量搬送 （また、冶具を換装する事により乾燥に関する様々な用途に転用も可能です。）